初の海外上陸となるアースライドニュージーランドを開催。
12月7日（火）18時、成田空港から直行便にて出発。赤道を越え、4時間の時差にて南半球NZ南島最大の都市クライストチャーチ空港へ到着。到着日は想像より肌寒い天候にも、抑えようのない高揚感を抱きながらトレーラーバスにて「ガーデン・シティ」の愛称を持つクライストチャーチ市内へ。日本から輪行してきた愛車や、スペシャライズドからの最上級レンタル車を各自アッセンブル。走りたい衝動を押さえつつ、この日は市内のホテルにチェックイン。 夜は元カンタベリー大学の校舎を利用して創られたレストランでのウェルカムパーティー。 明日からの200kmのライドに備え、おいしいワインとNZ料理をお腹一杯堪能しました！
ライド初日、専用トレーラーにてスタート地点である「ティマル」へ移動。ティマル到着の頃には晴天に恵まれ、絶好のアースライド日和に。南太平洋をバックに記念撮影し、いよいよ初日「レイクテカポ」までの100kmがスタート。
ロードオブ・ザ・リングなど数々の映画のロケ地として知られる牧歌的で壮大なNZの原風景。この日は登り基調のルートでNZの長い坂にも苦しめられながらも、癒してくれる羊の群れ…壮大な自然と動植物たちに出会うたびに自転車に乗る事の喜びを改めて感じれる最高のライドツアー。途中に寄った「フェアリー」では、スープとキッシュで栄養補給。おいしいNZコーヒーでブレイクしながら目指すは世界星空遺産候補「レイクテカポ」。その美しすぎる湖に全員が到着したのは夕方6時過ぎ。といっても実はこの時期のNZは陽がとても長く、日暮は21時過ぎ。夕陽をいっぱいに浴びながらライド一日目は終了。「善き羊飼いの教会」という名の石造りの教会の前でパシャリ！
この日は23：30出発の「EARTH&SKYツアー」へ。夕方から薄雲が張り出し、星空が見れるかどうかは微妙…。でも祈るしかない！ここまで来たんだ行ってみよう！そう全員が願いながら、マウントジョン展望台へ。見上げたそこには日本では決して見る事ができない南半球の星空が、オリオン座を見失う程、夜空を埋め尽くす無数の☆☆☆。何故ここが世界で初めて星空の世界遺産候補になっているのか？それは…
レイクテカポを見ながら朝食をとり、いよいよライド2日目「世界遺産マウントクック」への100kmがスタート！途中、サーモンの養殖場で休憩をとっていると、地元のおじさんが釣り始めた！？（養殖場の横で釣るなんて日本では考えられないですね）おじさんの釣ったでかいサーモンを横目にみながら、タスマン氷河から流れ出る神秘の色を持つ「レイクプカキ」へ。それはもう息をのむ美しさで、その先に見えるは秀峰マウントクック！
昼食は湖畔でアウトドア形式のピクニックランチ。綺麗な湖を見ながらのランチは最高でした。サーモンも実食！！さぁ後半戦！と思いきや、雨がポツポツ…連日のライド（ワイン？）による疲労と、厳しい向かい風。下り坂なのに進まない上に降り続く雨…途中、皆さんに何度も確認。帰ってくる答えは「行きます！やります！頑張ります！」皆さんの自転車を楽しみたい、という強い気持ちに我々スタッフも何度も励まされ、胸が熱くなる想いでした。
出発から8時間、南半球のアルプス「マウント・クック」に全員が到着。何とその時、奇跡が！！！ゴール寸前で雨が止み、マウントクックに大きな虹がかかったのです！それはまさにマウントクックからの皆さんを祝福する贈り物でした。本当に感動のフィナーレでした。3つ星のホテルハーミテージでのフィニッシュパーティーでは思わず感動し涙を拭うシーンも…マウント・クックに集まった全員が、自力でしか進まない自転車という乗り物とともに、忘れられない最高の宝物を手に入れ、みんなで励まし合い助け合い走る事で、その宝物を共有できた最高のライドパーティーとなりました。
最終日、朝目覚めると昨日の雨が嘘のような快晴！昨夜のワインを消化すべく、朝から氷河トレッキングへ出発。午後にはトレーラーにてクライストチャーチへ戻り、いよいよ本当に最後？のフェアウェルパーティーとなりました。
アースライド海外初上陸の今回。実現したニュージーランドでしたが、ここでしか実現できなかった理由がありました。 子供の頃、自転車に乗るたびに拡がった自分のテリトリー。乗るたびにワクワクドキドキの大冒険だったあの頃…。 そんな気持ちを思い出させてくれる極上（まさにプレミアム）アースライド！ 美しい大自然、おいしい料理、最高のホスピタリティで出迎えてくれたKIWIの皆様。そして最高のアースライダーの皆様と 出逢い、過ごせた6日間。また皆様とどこかのアースライドで、そしてNZでアースライドできる事を楽しみにしております！ お疲れさまでした☆
スペシャライズド・ジャパン
ニュージーランド政府観光局
エア・ニュージーランドトラベルサービス
リアル・ニュージーランド
アドベンチャー・サウス
ターザン編集部
サイクルスポーツ編集部
今回ご参加頂いた最高にHappyなアースライドファミリーの皆さん
And more
◎写真を見ても、青い広い空が思い出されて早く戻りたい気持ちになります。 そして、周りの人たちにＮＺを勧めまくっております。みなさまのサポートと、 チームメイト？の方々の優しい心遣いにはほんとに感激して、ひざ痛い・・・ と思いながらもまじめに涙が出ました。スポーツ、アウトドアって、いいですね。 なんか日常ではなかなか感じられないことが感じられたり、爽快な気分になったり。 本当に楽しかったです。楽しいステキな旅を、ありがとうございました／東京都：30代女性
◎皆様のお陰でとてもとても楽しく充実した１週間をすごさせていただきました。 帰国の翌日から朝早めに出勤し、すっかり現実世界に戻っています。 雨が降っていたせいもあるのですが、オフィスの窓から外を眺めると（28Fで眺めはよいのですが） 灰色でなんだか無機質な雰囲気で、あのNZの鮮やかな景色と大きなギャップです。 足手まといになりがちな私たちを温かくサポートいただき、また心から楽しませていた だいたことに本当に感謝しています／東京都：30代女性
◎第一回目のＮＺ開催とのことで舞台裏は大変だったと思います。 時間が押したりしてご苦労されている様子が印象的でしたが、 反面、参加させていただいた、自分達は大変楽しめました。 走って、飲んで、笑って。充実した日々を送ることができました。 また、参加させていただきたいというのが私たち夫婦の感想です。 （自分達のレベルアップも忘れずに！） 本当ありがとうございました。また、お会いしましょう ／東京都：40代ご夫婦
◎今回のツアーでは、最年長、しかも一人参加の私を孤立しないようにお気遣い いただきありがとうございました。おかげで、皆さんからも声をかけていただき、 楽しくNZを走ることができました。今回ツアー参加の動機ですが、ツアー中に 度々言ってました「年賀状・・」もありますが自転車のような、自分の力があれば どこまでも好きな所にいけるような気軽な道具を使って、それが難しいときは 電車やバスで、普通の街、その中にあるちょっと気になる店などを寄るような 旅が私の好みです。その中で、今回ニュージーランドを旅するにあたり自転車を 楽しめるということで目的が一致し参加させていただきました。 結果として朝から夜まで（海外旅行でこれほど毎日飲んだことはありません） 楽しい旅をさせていただき感謝しています／愛知県：40代男性
◎このたびは本当にお世話になりました。日本に戻って数日が経ちますが、未だにニュージーランドで過ごした日々のことが頭から離れません。どこまでも真っすぐな道。どこまでも青い空。みんなで走り切った200キロ。みんなで飲み切った極上のワイン。そのすべてがリアルニュージーランド。掛値なしの貴重な経験でした／神奈川県：40代ご夫婦
◎楽しい時間をありがとうございました。職場復帰し、日々現実に引き戻されていますが、その中でニュージーランドやアースライドのことを話すことが多く、多いにひきづってます(笑）期間中は、自分の実力もないくせに、走らせてくださったのは一緒に風よけをしてくれた方だけでなく、やめさせないで くださったからだな、と思ってます。また、これほどみんなが自分なりに満足できたと話せたのは自転車という共通点はもちろんですが、それをつないでくださったスタッフの皆様のおかげです。またどこかのアースライドで会える日を楽しみにしています！／滋賀県：30代女性
◎「海外の自転車イベントに参加してみたいな〜」というのは私たちにとってちょっとした憧れだったのですが、新婚旅行でとうとうそれが実現し、そしてこんなに楽しいツアーに参加させて頂けて素晴らしい思い出になりました。自転車で回れる範囲はバス旅行と比べるとわずかですが、延々と広がる牧草地、そこを吹き抜ける風をひたすら受けとめ、羊に見られながらも、ひとこぎひとこぎ進んだ200キロ。自分の体でニュージーランドを感じられた自転車ならではの素敵な道のりでした。長い道のりのあとに、テカポ湖が目の前にぱっとあらわれたときは本当にとても感激しました★ ごはんはいつもおいしく、毎晩がパーティーでとても贅沢させてもらった気分です。しかし数々のおいしいご飯のなかでも、お腹ぺこぺこになってほおばった、スタッフ手作りのピクニックランチは最高においしかったです！スタッフの方も、そして参加者のみなさんも親切で愉快な方ばかりで、楽しい時間を共に過ごさせていただきありがとうございました。ああ〜またニュージーランドに行きたいです（*^_^*）！／兵庫県：30代ご夫婦
スペシャライズド・ジャパン公式ブログ
アースライドニュージーランドがレポートされています。
その1 その2 その3 その4
●次回にアースライドは→「宮崎アースライド2011」
