FURANO TRAILRun & ADVENTURE グレイトアース富良野トレイルラン&アドベンチャー

大会レポート(2014)

GREAT EARTH富良野トレイルラン&アドベンチャーが6月15日に開催

6月15日(日)AM6:00、昨年の猛暑とはうって変わって今年は小雨交じりの曇天で受付が始まりました。

富良野スキー場を2週する30kmの猛者コースから親子で楽しむ宝探しアドベンチャーコースまで「初夏の富良野をアウトドアーで遊びつくせ!」を合言葉に、今年は過去最高の485名のエントリーがあり、「パパはトレラン、ママとボクは宝探しアドベンチャー」で家族揃ってアウトドアーを楽しむ一日が始まりました。
前日には野外音楽イベントが行われ、地元の飲食店も出店し盛り上がった様子で、その勢いを残した大会会場は、大会当日も前日出店の飲食店がそのまま出店し、競技時間中に参加者およびその家族の皆さんが楽しめる工夫もされた富良野ならではの雰囲気の中、オープニングセレモニーが行われ、各コースの競技説明へと進行しました。

30kmコーススタート10分前のコールが掛かり、緊張感が張り詰める中スタート地点は今にも降り出しそうな雨雲。
山頂、稜線のコース員からの「雨、路面はウエット」の報告が飛び込む。
スタートゲート前では大会MCが雰囲気を盛り上げ、選手のチャレンジャー精神を鼓舞するように気合を入れる。
カウントダウンと同時にスタートのピストルが響いて一斉にスタート!15km、10km、3kmと順次スタート。
会場メインステージでは親子アドベンチャーの競技説明が行われ、体力だけではなく、地図を読み、設問をクリアーし、ウォーターガンファイトしながらのアドベンチャー競技に作戦を練ります。

その間にも競技は続き、チェックポイントからは通過選手のゼッケン番号のコールが矢継ぎ早に入ってきます。
10時過ぎには早くも30kmコースの選手のトップランナーが周回コースへと走り込み、程なく10kmコース、15kmコースの選手がゴールし始めて、大会MCは大忙しで選手のモチベーションを盛り上げます。
30kmコースの選手は泥だらけになりながら、寒さと滑る地面に体力の消耗を余儀なくされ、「完走断念」の文字が頭をよぎり、心が折れそうなつらいときに大会MCの激励アナウンスやコーススタッフの励ましの言葉で自分を奮い立たせるように次々と周回コースに挑んで行きます。
12時過ぎ、30kmコースの先頭ランナーがメイン会場から目視で確認。雨で少々盛り上がりに欠けた会場が一気に盛り上がりました。

その後、1人、2人と最後の力を振り絞りながらゴールを目指す選手の姿を確認。ランナーが事前に意気込みを語ったコメントをMCが紹介しならが祝福の言葉を掛け、皆さん笑顔でゴール!
30kmコースは競技継続中ですがメインステージでは各部門の表彰式が行われ、この大会名物の豪華賞品が当たる大抽選会が行われていました。
抽選会も大いに盛り上がり終盤に差し掛かったころ、制限時間が差し迫る中、最後のランナーが姿を現し、会場にいた参加者・関係者全員で選手の名前を連呼、拍手で迎え入れ、メインステージでスポットライトを当てての完走コメントを聞き、全員で祝福するという感動的なファイナルシーンがありました。

富良野トレイルラン&アドベンチャー大会は「過酷さ」がチャレンジ精神に火をつけ、感動と心温まる雰囲気と献身的なスタッフの支えが「富良野は気持ちがいい大会」といわれる所以であることを誇りに思いました。

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