大会レポート(2008)

「石垣島アースライド2008」第1回大会、大盛況の中終了。


日本最南端のエコサイクリングイベント「石垣島アースライド2008」(日刊スポーツ新聞社主催)が11月30日、島内外から313人が参加して行われた。 全国で唯一、信号のない100kmコースを舞台に、7時間の制限時間内で各自が走破距離を選べるサイクルイベント。地元出身のプロロードレーサー、新城 (あらしろ)幸也(24)を特別ゲストに迎え、参加者はサイクリングを楽しみなら石垣島の自然と文化を満喫した。

タイムを競うのではなく、いかにサイクリングを楽しめるかが石垣島アースライドのポイント。その趣旨に賛同した市民サイクリストが思い思いのコース設定で石垣島を満喫した。大浜長照市長は「石垣島の自然に触れながらゴールしてくれた」と声を弾ませた。

舟蔵公園を発着点に40、60、80、100kmコースを設定。参加者は各自のコンディションに合わせてサイクリングに臨んだ。5カ所のエイドステーショ ンでは食料、ドリンクブースとメカニックコーナーを設置。参加者はハードなアップダウンコースを走った疲れをエイドステーションでいやし、313人中 312人が完走した。

大会前日にはレースアドバイザーの白戸太朗のロングライド講座、白戸と新城による小学生 以下対象のサイクルキッズが行われ、大好評だった。また大会のゴール後のサンセットパーティーでは選手と島民が交流、大いに盛り上がった。エコプロジェク トとして、参加費の一部が「美ら海、美ら山募金推進協議会」に寄付され、自然保護活動に活用される。石垣島アースライドは学生ボランティアなど石垣島民の 心温まる協力で、大盛況の中終了。来年も第2回大会の開催が予定されている。

アイランドフォト(写真販売)

八重山日報ニュースドットコム(大会風景

 

記念すべき第1回大会のスタートで先頭を走るアドバイザーの白戸太朗(左)とゲストの新城幸也

絶景の海岸線を満喫しながらサイクリングする選手たち

エイドステーションで新城選手とパチリ!天気も景色も最高

新城選手のおばあちゃんによる私設エイドにゴーヤーマン参上!?

前日に行われた白戸太朗さんのロングライド講座も大盛況