宮崎アースライド

大会レポート(2013)

全国から600名の参加者を迎え好評のうちに終了しました。宮崎アースライド2013、3/17開催!

心地よい気候のなか、 日南海岸国定公園を、飫肥を、桜咲く山間の峠を 自転車で走破!

3/16(土)

今回の宮崎アースライドはフェニックス・シーガイア・リゾート オーシャンドーム前に特設会場を開設。ここを本会場に大会を行いました。ここは宮崎市街地の北側、シーガイアの敷地内だけあり南国宮崎らしい自然に囲まれた素晴らしい環境です。

大会前日の天候は晴れ。13時より前日の参加者受付が始まります。
会場では14時から白戸太朗のロングライド講座を開催。今回ゲスト参加の安田大サーカスの団長安田、ナビゲータの片岡優衣も一緒にロングライドならではのポイントをご案内。長距離走る場合のペースの作り方、水分補給などの体調管理、ライディングの姿勢など、役立つ情報に参加のみなさんが耳を傾けました。

18時からはサンホテルフェニックスにて、恒例のウェルカムパーティ「アースライド霧島ナイト!」を開催。アースライドでは大会の前に参加者同士の交流が生まれることを願って毎回開催しています。約100名の方が参加していただきました。
宮崎市観光協会黒木会長のご挨拶のあと、霧島酒造の大樽で鏡開き!ホテルのバイキング形式の料理と霧島酒造の焼酎で参加者同士の話も弾みます。
そして地元の太鼓演奏。去年に引き続き橘太鼓響座ジュニアが出演。全国大会で何度も優勝している腕前はさすが。参加者全員心奪われ聞き入りました。本当にすばらしい演奏です。
そして最後はアースライド恒例の大抽選会!やはり毎度すごい盛り上がりです。

3/18(日)

昨年の宮崎アースライドは残念ながら大降りに雨に見まわれ気温も低く参加者のみなさんはとても大変でしたが、今回はその心配は無さそう、天気予報は終日晴れ、最高気温も22度。最高のコンディションの中大会が開催できそうです。 午前6時、まだ薄暗いなか参加者が徐々に集まり始めます。参加者は昨年の390人から600人に大幅アップ。2回目にして大会自体が認知されてきたことを実感します。

コースは、シーガイアの本会場から宮崎市内を抜け海岸道路を走り飫肥城址までの60kmコース、そこから田野に抜ける山間を抜けゴールする120kmコースのふたつ。お揃いのバイクジャージでグループで参加する人、お子さんも一緒に家族で参加する人、友達と参加する人、もちろんひとりで参加するひと、年齢層も幅広く20代から上は60代まで。それぞれのスタイルで楽しめるのもアースライドならでは。

午前7時、オープニングセレモニーの挨拶、ナビゲータによる走行の注意説明のあと、みんなで掛け声をあげてスタート。途中市街地を抜けるため10名程度ずつゆっくりスタートしていきます。
宮崎の市街地を抜けると、ヤシ科の樹木フェニックスが並ぶ南国っぽい宮崎ならではの風景が広がります。参加のみなさんも穏やかに楽しそうにペダルをまわしています。

コースは青島の脇を抜け日南海岸へ。去年とはうって変わって気持ちいい青空が広がっています。堀切峠あたりから眼下に青い海を一望できるコース。宮崎アースライドならではの絶景ポイントのひとつです。最初のエイド「道の駅フェニックス」に到着。天気もよくみなさん自転車を降りて海をバックに記念写真を撮ってました。コースは日南海岸国定公園の中を進みます。フェニックスが並ぶ南国風景の一本道、左手に海を見ながら進むゆったりとしたコーナー、どれも宮崎ならではの絶景コースです。

しばらく進むと40km地点旧鵜戸小学校のエイドで小休止。芝生に寝っ転がったり各々休憩をとっています。

そこから海岸線の道路を抜け、飫肥の市街地へ。城下町らしい雰囲気のある町並みに入りしばらくすると、次のエイド飫肥城址に到着。エイドでは豚汁、飫肥の名物おび天、おにぎりなどが用意され各々お昼休憩をとりました。
60kmコースの方々はここから飫肥駅に向かい、バスでゴール近くまで移動します。 120kmコースはここからさらに内陸の道へ進みます。

飫肥の町を抜けると緩やかな上り道は意外とこたえます。それでも桜が咲きはじめた田園風景に癒されます。
しばらく進むと一番の難所大戸野越の峠道へ。5kmで約400mの標高差があります。斜度は全国アースライドのコースの中で一番との噂も。一気に登り切っちゃう人、休み休みいく人、それぞれですがみなさん無事峠を抜けて行きました。登り切った頂上の大戸野越の展望台からの眺めは格別。下を眺めると自分が登ってきた高さを実感できる瞬間でした。

さてここからは登ってきた分ずっと下りがつづきます。スピードが出過ぎないよう注意しながら、どんどん峠を下りていきます。下り坂の途中90km地点で4つめのエイド道の駅田野に到着。ここでは宮崎名物のどら焼きでエネルギー補給。とても美味しかったです。

ここから更に下って行くとコースは徐々に市街地にはいっていきます。 110km地点生目の杜運動公園で小休止。ここでは宮崎名物の日向夏がたっぷり用意されていて、疲れた体にビタミン補給しました。

さてもうひと踏ん張り、約10km走りシーガイアの会場でゴールです。走りきった満足感からみなさんとてもいい笑顔を見せてくれています。会場では地鳥の炭火焼をその場で焼いて振舞われました。走破後のこの味たまらなく美味しかったです。会場は、みなさんやりきったあとのリラックスしたとてもいい雰囲気です。みなさんお疲れ様でした!こうして第2回宮崎アースライド無事終了しました。

今回終わってみてこの季節に宮崎でロングライドイベントできあらためて良かったと思いました。暑くも寒くもない気持ちいい気候、穏やかな海を眺めながら走れる日南海岸国定公園の海岸道路、山桜が咲く山間の峠、とてもおもしろいコースです。みなさんまた来年お会いしましょう!

3/18(月)

大会翌日、オプショナルツアーとして綾の町まで約25kmのライドの予定でしたが、午前中豪雨の予報をうけてライドは残念ながら中止に。それでもみなさん予定が空いてしまったので希望の方々で車で移動して綾へ。天気は予報通り本降りの雨でしたが綾城を見学したあと、「綾わくわくファーム」におじゃましてピザと有機野菜料理のランチ。参加のみなさん、アースライドスタッフで話もはずみ、ゆったりとした楽しい時間をすごしました。
午後からは雨もあがり、みんなで照葉大吊橋へ。建築当時、高さ142mは歩行者専用の吊り橋としては日本で1番だったらしく(その後大分の吊り橋に抜かれたらしい)とても雄大な眺めでした。

こんな感じで宮崎アースライドは終了しました。今年もとても楽しく充実した三日間でした。自転車で走るだけに終わらず、美しい景色や自然、そして少しでも地球を感じ、そしてみんなで楽しむこと。とても有意義な時間だったと思います。

今回の宮崎アースライドがアースライドという名称での最後の大会になりました。4月からGREAT EARTHという名称でグレードアップして開催します。もちろん来年も宮崎でライドイベントを開催予定です。みなさんにまたお会いできるの楽しみにしています。

参加していただいた方々、応援していただいた方々、ありがとうございました。

宮崎アースライド2013フォトライブラリー

◯ レポート:シクロワイアード
宮崎アースライド2013 宮崎アースライドで一足早い春を訪ねて 
フェニックスの日南海岸と花咲く南宮崎を走った

宮崎アースライド2012レポートはこちら

次回は→GREAT EARTH FURANO Ride 2013