GREAT EARTH FURANO Ride 2016 2016年6月25日・26日開催!雄大な富良野の大自然走るプレミアムライドイベント エントリー受付中!

GREAT EARTH富良野ライドが6月22日に開催

800人以上の参加者を集めた富良野ライドが開催

6月22日に北海道・富良野の広大なエリアを舞台にしたロングライドイベント、富良野ライドが開催されました。
梅雨のない北海道でありながら、今年の富良野の6月は雨が降り続く日々。イベント数日前まで雨模様の天気が続いていましたが、富良野ライドに合わせるかのように空から雲が消えていきました。

前日の午前中は子供たちがサイクリング

富良野ライドのプログラムは前日の6月21日からスタート。大会のスタート / ゴール会場となる富良野スポーツセンターで9時30分から親子サイクリングを行いました。
これはまず、大会ナビゲーターの白戸太朗氏による子供向けの自転車乗車教室を実施。安全な自転車乗車のための知識や技術を、参加した4名の小学生が学び、しっかり練習を行いました。こうして安全な乗車スキルを身に着けると、小学生ライダーたちは白戸太朗氏の先導の下、保護者と一緒に会場近くをサイクリング。空知川河川敷などを元気に走った子供たちは終始笑顔でゴール!
最後は大会ゲストの安田大サーカス 団長安田さんと一緒に記念撮影を行い、無事に終了しました。

ロングライド講座で明日の本番に向けて心構え

21日13時から前日受付が開始し、明日の本番に向けて参加者が会場に集まってきます。次々と参加者が来場するなか、親子サイクリングを終えた白戸太朗氏は明日のコースの一部を試走に向かっていました。
そして、14時30分過ぎに白戸氏が富良野スポーツセンターに戻ってくると、そのまま白戸太朗のロングライド講座を開始。参加者たちに囲まれながら、白戸氏はさっそく試走してきたコースについて説明。走りやすいコースであることや、コース冒頭にあるハートブレイクヒルへの心構えなどを紹介していました。その後、ロングライドに臨む前日の準備についてや走行前に行っておきたいストレッチなども実践を交えながら説明し、ロングライド講座は幕を閉じました。
その後まもなく、富良野スポーツセンターでの事前受付も終了となりました。

踊りやライブで盛り上がったウェルカムパーティー

621時18時からは新富良野プリンスホテルにて、ふらのワインウェルカムパーティーがスタート。こちらには200名以上が参加。全国各地から参加者が集まる富良野ライドらしさを演出するため、参加者はまず地域別にテーブルを囲んで乾杯となりました。パーティーにはふらのワインをはじめとしたドリンクや食べ物が提供され、参加者たちはそのおいしさに舌鼓。
そんななかで複数の参加者の名前がアナウンスされ、ステージに登壇します。突然呼ばれた参加者たちは何もわからずにステージにいると、そこにケーキが登場。呼ばれたのは6月に誕生日を迎える参加者の方々で、サプライズの誕生日祝いが行われたのです。このケーキは、後でカットされパーティーのデザートに供されていました。

またステージでは、まず富良野の夏の代名詞である北海へそ祭りでの踊りを北海へそ踊り保存会のみなさんが披露し、ユニークな踊りと姿に多くの人が撮影していました。さらには、会場を巻き込んで参加者たちも踊りの輪に入る盛り上がりを見せました。
続けて、ステージには富良野ライドで初披露となるGREAT EARTHオフィシャルソング『Canvas -The Great Earth-』を歌うAGO23とTOCCHIが登場、ライブで歌を披露してこれまた大きな盛り上がりを見せていました。この曲のCDは会場で先行販売され、購入者のリクエストに応じてAGO23とTOCCHIのお二人がサインをする姿も会場で見られました。

ライブでの盛り上がりも冷めやらぬなか、ステージにさまざまな景品が並び、抽選会が開始されました。当たって喜ぶ人もいれば、自分の番号が呼ばれずに落胆する人もいて、参加者は悲喜こもごも。番号を呼ばれてステージに上った人々の喜びの表情でカメラに収まりながら、会場の興奮がピークとなった状態で時間が来てパーティーはお開きに。
明日の本番に向けて、参加者は笑顔を浮かべながら会場を後にしました。

快晴の空の下で富良野ライドがスタート

富良野ライドの本番である6月22日、6時の開場に合わせて早くからスタート会場の富良野スポーツセンターに参加者たちがやってきています。GREAT EARTHのロングライドイベントでも人気の高い富良野ライドには、地元・北海道をはじめ、全国各地から人々がやってきます。日が昇り始めたときから当日の天候は快晴が期待できそうです。そして暑くもなりそうというなかで、参加者たちはイベントへの期待のため笑顔でスタートを待っています。
そんな待っている時間も経過し、オープニングセレモニーが始まり、富良野市の能登芳昭市長のあいさつや、一緒に走るゲストライダーの安田大サーカス 団長安田さんやモデルの道端カレンさん(なんとカレンさんは一般エントリー!)を紹介。
それからラジオ体操で身体をほぐし、ついに参加者たちはコースへ漕ぎ出していきました。112kmのロングコース参加者からスタートし、続けて80kmのショートコース参加者、さらに距離の短い50kmの初心者&キッズコース参加者のスタートとなります。900名近くに及ぶ参加者すべてがゲートをくぐってコースに出ていくには40分以上の時間を要しました。

香ばしいソーセージグリルで舌鼓

すべての参加者は、最初のエイドステーション・鳥沼公園へと向かいます。比較的平坦なコースが続くので、ここに到着した参加者の多くはまだまだ余裕といった感じです。ここではグリルした富良野牧場のソーセージが提供。おいしいソーセージを食べようと、一時エイドにはけっこうな行列ができるほど。ソーセージをほおばると、みなが「おいしい!」と口にします。香ばしい焦げめのついたソーセージは、かじるとパリッと音がしてそこからじゅわっと肉汁があふれてきます。味は抜群で、美しい景色も相まって朝から満喫することができました。

ドラマのロケ地で食べるジューシーな鶏ザンギ

鳥沼公園を出ると、ロングコースとショートコースを走る参加者は「ハートブレイクヒル」と名付けられた長い上り坂を進みます。最初は直線の坂を上ったのちにカーブが続く上りの峠道を進みます。序盤でまだまだ体力が残っているはずの参加者ですが、この坂には苦戦する人が複数見られました。坂の途中ではたまにバイクを降りて歩く姿もありましたが、坂の頂上に向けて一心に進んでいきます。この坂を抜けて少し進むと、広い北海道らしいまっすぐに伸びる道が目の前に。
こうして富良野ライドらしいコースを進んでいき、その後ちょっとした上り坂を上ると2つ目のエイドステーション・五郎の石の家に到着。テレビドラマ『北の国から』のロケ地であったここは一般観光客も多く訪れる場所。そこで、参加者たちは富良野名物の鶏ザンギ(鶏唐揚げ)を食べることができました。ジューシーでボリュームのある唐揚げは、長い坂を乗り越えてきた参加者に新たなスタミナを与えてくれたようです。

つめたい天然の湧水で体力回復

五郎の石の家を出ると、しばらく来た道を戻ってから、峠のほうへの道を進んでいくコースとなります。そしてちょっとした上り坂を進んでいくと、3番目のエイドステーション・原始の泉が見えてきます。道から逸れて砂利のある場所を進むと、そこにあるのは湧水。ボトルに冷たい湧水を汲んで、渇いたのどを潤す参加者たち。地元の人が生活用水として汲みにくる場所で、地元ならではの恵みに参加者からは喜びの声が聞こえました。

BBQの煙が参加者を迎える日の出公園

原始の泉を出て、緩い上り坂をしばらく進んでいくと視界が開けて、今度はコースは一気に下っていきます。視線の先には富良野の街が見え、気持ちの良いスピードで広大な景色を眺めれば、まさに気分爽快!!
こうして坂を下ると、また平坦なコースをしばらく進みます。そして、また現れる上り坂。短いながらもちょっと急な坂を越えて少し進めば、4番目のエイドステーション・日の出公園に到着です。ここでは上富良野産豚サガリ(豚肉のバーベキュー)をメインにおにぎりなどが付いた食事が出されました。各エイドでいろいろと食べてきた参加者も、ここまで走ってきたことでかなりの空腹。ボリュームある食事に皆喜んでいました。また、広い公園は休憩にも最適で、この後の走りに向けてしっかりと休憩を取っている参加者も多かったです。

ロングコースは広大な美瑛の丘陵地帯を走破

日の出公園はロングコースとショートコースの分岐点。ショートコースはここからゴールに向けて戻るコースとなり、ロングコースは美瑛の丘陵地帯へとさらに進んでいきます。ロングコースの美瑛といえば、北海道の名産品であるジャガイモ畑が広がる場所として有名。
コースを走ると、広大な畑が広がります。そして、丘陵地帯をしばらく上っていくと次のエイドステーション・拓真館に到着です。ここでは美瑛産のチュロスやクッキーを提供。案外上りの多いコースを走ってきた参加者の多くは、けっこう疲労もたまっている様子。ゴールに向かうための体力回復に努めている参加者も見られました。

メロンソフトクリームでスタミナ回復

拓真館を出ると、今度は丘陵地帯を下って日の出公園へと戻っていきます。丘陵地帯を抜けると、アップダウンを繰り返すコースを進んで日の出公園を通過。そこから次のエイドステーションへはしばらくまっすぐ進む道を走ります。それからポイントごとに示されているコース案内版に沿って進んでいくと、エイドステーション・とみたメロンハウスに到着です。
ここでは、現地で採れた赤肉メロンの果肉入りメロンソフトクリームが提供されていました。当日の富良野は案外暑く、ソフトクリームは暑さのなかを走ってきて疲れた参加者には最高のメニュー。さらに、ここで販売されていたメロンキャラメルをコーティングしたポップコーンを食べている参加者も複数見られました。ベンチやソファーなど、ゆったり休憩できる場所のため、最後まで走るための体力をしっかり蓄えることができた参加者たち。ここを出発する参加者の姿は、ゴールに向けて元気に笑顔で進むものが多かったです。

豊かな景観のコースを走破して見事ゴール

とみたメロンファーム近くにはラベンダー畑があるのですが、今回はつぼみが見られる程度で、富良野で咲き誇るらベンダーを見ることができませんでしたが、青々とした緑をいたるところで目にし、自然も十分に楽しめるコース。そこを走りながら、今朝スタートした富良野スポーツセンターへと戻るため、力強く漕いでいきます。午後は雲が出てきて天候も危ぶまれましたが、大きく乱れることがありません。
そんななか、次々と参加者が富良野スポーツセンターのゴールゲートをくぐり、無事に完走証を手にしていました。ゴールした参加者に地元の牛乳で作ったチーズが渡され、濃厚な味を堪能。完走証を手にゴールゲートをバックにして記念撮影する人や、走った疲労を後に残さないためにしっかりストレッチする人など、ゴールした開放感を感じている時間を参加者は思い思いに過ごしたあとで帰路につきます。そして、16時過ぎに最後の参加者がゴールし、富良野ライドのメインプログラムは無事に終了しました。

アットホームな雰囲気で盛り上がったアフターパーティー

メインのロングライドイベント終了後も、プログラムはまだまだ続くのが富良野ライド。
18時からは富良野にああるBar AJITOでSAPPOROビールフィニッシュパーティーを開催。約70人が参加したパーティーは、料理を囲みながら一緒に走った仲間たちをお互いにねぎらう場となり、もともとの仲間はもちろん、ここで初めて会った人たちも大いに語らっていました。このパーティーが行われているなか、富良野ライドの参加者に配布したTシャツのデザインをした並河一則氏がBar AJITOの入り口にある窓にライブペインティングのパフォーマンスを実施。パーティー後半には見事なヤモリが窓に現れていました。
そのほか、TOCCHIによる『Canvas -The Great Earth-』の披露、抽選会などを行い、大いに盛り上がりを見せたパーティーは最後に集合写真を撮影して終了しました。

夏でも冷たいシーソラプチ川でラフティング

ロングライドイベントを行った翌日は、オプションツアーを実施。
これは、恒例のシーソラプチ川でのラフティングです。朝、新富良野プリンスホテルに集合したツアー参加者は、バスに1時間ほど乗って空知川の上流域となるシーソラプチ川に移動します。そして、まず受付場所でドライスーツに着替え、そこからさらにラフティングのスタート場所へバスで移動します。スタート場所に着くと、まずはインストラクターからラフティングでの姿勢や漕ぎ方などを教わったあと、川へと降りていきます。そしてボートに乗ってまずは緩やかな川からスタート。しばらく進むと最初の激流下りポイントに到着し、激しい流れに向かってボートを進めると激しい衝撃とともに川を下ります。さながら天然のジェットコースターといった様相で、参加者から歓声とも叫び声ともつかない声が聞こえてきました。そうして激流ポイントを3つ進んで、橋のたもとに着くと一度河原へ上陸。そこから希望者はダイビングで楽しみます。上から見ると、結構な高さに足をひるませる参加者もいましたが、希望者は皆勇気を出して川へと飛び込み、その後は笑顔を見せていました。
ラフティング後は、スパイシーな特製カレーとダッチオーブンで煮込んだ野菜、そしてもちもちのベーグルのランチでお腹を膨らませます。食事も楽しめるのは、GREAT EARTHならでは。オプションツアー参加者は皆、プログラムに満足していた様子でした。

このように盛りだくさんのプログラムで盛り上がった富良野ライド。参加したコースやプログラムは人によってさまざまでしたが、誰もが心から楽しんでいた様子で無事に終了しました。

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