GREAT EARTH FURANO Ride 2016 2016年6月25日・26日開催!雄大な富良野の大自然走るプレミアムライドイベント エントリー受付中!

大会レポート(2012)

北海道富良野アースライド2011、6/26開催!

爽やかな初夏の富良野の大自然を、 全国から来た651名の参加者が満喫。

6/23(土)大会前日。
今日は朝から時々小雨まじりの曇天。9時30分から親子サイクリングが始まります。子どもをまじえた自転車教室はアースライドが毎回行なっているイベントです。今回のアースライドナビゲーターは元MTB世界選手権日本代表の小笠原崇裕さんとサイクルライフナビゲーター絹代さんが努めます。彼らが子どもたちにブレーキの掛け方から始まり安全に自転車に乗る方法を伝えていきます。講習後ナビゲーターとお父さんお母さんと一緒に富良野の街へミニサイクリング。みんなで一緒に広いところを走るのは子どもたちもとても気持ちよさそうでした。

15時からは小笠原崇裕によるロングライド講座を開催。自転車の簡単メンテナンスから、長距離を走るための体調管理など、ロングライドに欠かせない情報をたくさん聞かせてくれます。

夜は新富良野プリンスホテルの大宴会場にて「ふらのワインウェルカムパーティ」を開催!。大会の前に参加者同士の交流が生まれることを願って毎回開催しています。ビュッフェ形式の豪華な料理とふらのワインやビール、そしてスィーツまでたっぷり堪能。富良野名物へそ踊りや、近藤房之助さんライブ、そして恒例の抽選会などたくさんのイベントが行われました。

6/24(日)大会当日。
昨晩まで雨模様の天気が続いていましたが、今日は曇天ながら天気の心配は無さそう。午前6時、主会場となる富良野スポーツセンターには参加者が徐々に集まり始めます。昨年350人だった参加者が、今年は大きく増え650人に。第3回目にして大会自体が認知されてきたことを実感します。

コースは、十勝岳を望むフラットな富良野平野を走る50kmコース、美瑛の丘稜地帯まで行く80kmコース、麓郷の五郎の石の家まで足を伸ばす110kmコース。 お揃いのバイクジャージを着てグループで参加する人、家族でお子さんも一緒に参加する人、友達と参加する人、もちろんひとりで参加するひともたくさんいます。年齢層も幅広く20代から上は60代まで、みんなそれぞれのスタイルで楽しめるのもアースライドならでは。

午前7時、オープニングセレモニーのご挨拶、ナビゲータによる走行の注意説明のあと、みんなで掛け声をあげてスタート。スタートは途中富良野市街地を抜けるため10名程度ずつゆっくりスタートしていきます。

富良野の街を抜けると、田園が広がる富良野平野の道に入ります。遠くに見える山々、青々とした畑や花畑、とても気持ちの良いコースです。まだ走りだしで勾配もないので参加のみなさんも穏やかに楽しそうにペダルをまわしています。

約15km走ると最初のエイドステーション「とみたメロン」に到着。恒例のカットメロンが用意されています。お店の人は朝4時から600人分のメロンをカットしていてくれたらしいです。オレンジに色づいた大きなメロンをみんなで美味しくいただきました。

ふらのメロンを抜けしばらく行くとJR富良野線の西中駅を通過。単線の無人駅、どこまでもまっすぐ続くレール、とても北海道っぽい風景です。 続いて24km地点の日の出公園に到着。ここではジンギスカン、じゃがいもやアスパラガス、おにぎりなど。ちょっと早めのお昼をいただきます。ボリューム満点のジンギスカンすごく美味しかったですが、蒸かしてバターをのせただけのじゃがいもの美味しいこと!早くも北海道大満喫です。

お腹も満たされたところで80kmコース以上の方々は、ここから美瑛の丘陵コースに進んでいきます。なだらかなカーブ、ゆったりとした勾配、丘の斜面が一面が耕作地になっている風景がとても美しい。北海道ならでは風景を存分に味わえるコースです。約15km進むと次のエイドステーション拓真館に到着。富良野を撮り続けてる写真家前田真三氏の作品が展示されアースライド参加者も見学できます。ここのエイドではメロン味とミルク味のソフトクリームが用意。食べてばっかり!?(笑)。アースライドは食も楽しいサイクルイベントです。

拓真館から日の出公園まで戻りそのからまた富良野平地のコース。本当に遠くまでまで見える一直線の道。こんな道は北海道以外では考えられないでしょう。110kmコースの人たちは途中から分岐して麓郷方面へ向かいます。ここからが北海道富良野アースライド一番の難所。約5kmで300m近い坂道が続きます。山間の道と違い、一直線の坂道。頂上まで見えてしまうのがまたキツイのかも。それでも登り切るとまた風景が変わります。深い森の中の一本道を抜けると原始の泉で小休止。ここではとても美味しい湧き水で小休止。

この時間になるとだいぶ青空が広がってきて、とても気持ち良い自転車日和に。遠くの山々も青く美しい姿を見せています。しばらく走ると小さな麓郷の街が見えてきます。そこを抜けてもうちょっと上り坂を抜けると、北の国からで有名な五郎の石の家に到着。エイドでは富良野の天然水からつくられたガラナとサイダーで喉をうるおします。

石の家からは多少の起伏はあるものの基本的には下り坂。ここまで登ってきた甲斐があったって感じでしょう。富良野平野を一望できるポイントをを下っていくのはとても気持ち良かったのではと思います。山を下りると鳥沼公園が最終のエイドステーション。みんなそろそろお腹も空いてきた頃。ここでは富良野名物「ふらのバーガー」が用意してくれた美味しくてボリューム感たっぷりのソーセージと道産小麦のパンをいただきます。

鳥沼公園を出ると市街地に戻り約15kmで富良野スポーツセンターでゴールです!途中の登坂は辛かったけどこの瞬間はきっとどなたも嬉しいものでしょう。みなさんとても笑顔を見せてくれました。お疲れ様でした〜!

夜は恒例のBar AJITOでSAPPOROビールフィニッシュパーティ!美味しいお酒と食事で、想い出話に花が咲きます。近藤房之助さんのスペシャルライブ、そして抽選会など楽しい夜をすごしました。

6/25(月)
大会翌日、アースライドおなじみのオプショナルツアー「シーソラプチ川ラフティングと鉄道屋ツアー」。日本でも有数の透明度を誇る南富良野のシーソラプチ川でラフティングをやります。美しい渓流を行くラフティング、岩の上からダイブも挑戦など子どもから大人まで十分に楽しめたことだと思います。終了後はみんなでダッチオーブンの昼食。北海道産の美味しい野菜とお肉をたっぷりいただきました。

こんな感じで今年も北海道富良野アースライドは終了しました。今年もとても楽しく充実した三日間でした。自転車で走るだけでなく、美しい景色や自然、そして少しでも地球を感じ、そしてみんなで楽しむこと。そんなアースライドをこれからも続けていこうと思います。

参加していただいた方々、応援していただいた方々、本当にありがとうございました。またお会いしましょう!

 

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